本日8/6、当社代表則末が、SAP社主催の「SAP NOW Japan 2025」に登壇し、「オートバックスセブンが目指すタッチポイントの創出とCXの向上」をテーマに講演いたしました。「年2回から年6回へ」- データが変えた顧客との関係 講演では、オートバックスグループが2032年度売上高5,000億円を目指す中で、どのように顧客接点を革新しているかを具体的に紹介しました。「一般的なホームセンターやドラッグストアでは年20回以上の来店があるのに対し、従来のオートバックス店舗では年2回程度。これで深い顧客理解は不可能です」と課題を説明。その解決策として、ECサイト、アプリ予約、店舗情報発信、カーライフ総合情報サイト「MOBILA」を統合認証基盤でつなぎ、年4-6回の接点創出を実現した事例を紹介しています。 AIカメラで「見える化」する新サービスまた、注目を集めたのは、2025年リリース予定の「安心ピットカメラ(サービス名:PitLog)」の発表です。AI技術を活用し、整備作業を3日間リアルタイムで顧客が確認できるこのサービスで、「作業の透明性」という業界課題を解決する画期的な取り組みとして紹介しています。「お客様の大切な愛車をお預かりする以上、何をしているかを『見える化』することが信頼関係の基盤です」と語りました。モビリティ業界のプラットフォーマーを目指して講演の締めくくりでは、単なるカー用品販売から「モビリティライフのインフラ」への転換について言及。EV・マイクロモビリティ市場への参入や、新たなマーケットプレイス構築により、2032年度には現在の約2倍となる売上高5,000億円達成を目指すビジョンを示しました。「データとテクノロジーの力で、お客様の豊かなモビリティライフを支え続けることが私たちの使命です」と力強く語り、会場から大きな拍手が送られました。講演会参加者からの高い評価講演後には多くの業界関係者から「伝統的な業界でここまでデジタル化を進めている事例は珍しい」「データドリブンなアプローチが非常に参考になった」といった声が寄せられ、モビリティ業界におけるDXのリーディング企業として、当社を改めて印象づけられました。